犬が噛む どうしつける?

犬のしつけで最も重要なことが「噛む」ことに対するしつけです。
犬にとって「噛む」ことはごく自然で、コミュニケーションの手段であったりもします。
けれども人と共に生きる犬にとっては「人を噛む」ことはタブーです。人を噛んでしまったために悲しい結末になってしまうケースもあります。
犬の大きさに関係はありません。
人の噛む力は大体20kg~30kgと言われています。
それに対して犬は、チワワでさえも約100kgの噛む力を持っています。
噛まないしつけは人間社会で犬が暮らすための必須条件です。

ではどうしつけたらいいのでしょう?
ほぼ本能ともいえる「噛む」ことを止めさせるのは簡単ではありません。ここは飼い主さんも本気になってしつけて頂きたいです。「根気」はとても重要です。あきらめないことです。

しつける時期ですが、やはり子犬の頃に覚えさせてあげたいです。
子犬を飼い始めて「甘噛み」の多さに驚いた方も多いでしょう。頻繁に噛んでくるこの時期こそしつけのチャンスです!

本来犬は子犬の時期に兄弟犬と噛み合い、母犬に怒られることによって「かげん」を覚えます。
でも現在のほとんどのペット犬は早い時期にひとりで飼い主さんの元へやって来ます。
是非飼い主さんが兄弟犬・母犬になって教えてあげて下さい。

甘噛みをしようとしたらすぐに「噛んでもいいもの」を与えてあげるのもいいでしょう。
子犬のうち、特に歯が生え替わるまでは痒くて噛んでいることも多いです。噛むこと自体を止めさせることはありません。噛んで良いものと悪いものをキチンと教えてあげて下さい。

子犬のうちに特に気をつけてあげて欲しいのは、「人の手」に対する気持ちです。
犬はしてくれたこともずっと覚えていますが、されたことも忘れません。
小さいうちに「人の手」に叩かれたりしてしまった記憶のある子は、「人の手」を警戒する様になってしまいます。最悪、撫でてくれようとした人の手さえ噛んでしまう様になったら悲しいですものね。

小さい頃から人の手に慣れていると、後々のその犬の生活がずっと楽しいものになります。
子犬のうちから飼い主さんの手で身体中を触ってあげて下さい。
「人の手」は安心出来るものだと理解させてあげて下さい。
そうやって育った犬は、誰の差し伸べる手も喜んで受け入れるでしょう。

成犬の場合はさらにかなりの気合と根気が必要です。
飼い主さんが怪我をしてしまいそうな程ひどい場合は、素直にプロの意見を聞いた方が良いと思います。
犬のためにも「噛む」ことに対するしつけは、是非完璧にしてあげて下さい。