犬が吠える どうしつける?

犬を飼っている、これから飼おうという方たちにとって一番大事なしつけのひとつがトイレです。

犬のしつけの中でも「吠え」に関することで悩んでいる方が多いです。いわゆる「無駄吠え」と呼ばれるものです。
でもちょっと待って下さい。
犬は無駄に吠えることなど無いのです。犬が吠える時には必ず理由があって吠えています。
そこを分かってあげられないと犬の「吠え」のしつけは始まりません。

犬が吠えて困る時のしつけは、簡単に言ってしまえば「吠える原因を見つけてそれを取り除く」、それだけです。
非常にシンプルですが、良く犬を観察しないと解りづらい原因もあります。

良くある例をあげてみます。

「チャイムが鳴る度ワンワン吠える」。
特に多いケースかと思います。
飼い主さんがいらっしゃってすぐに止められる場合はいいかもしれませんが、
留守番中にもワンワン吠えていたりしたら、
ご近所の方にも迷惑をかけているかもしれません。

何故吠えてしまうのか考えてみましょう。
「チャイムが鳴ったあとは必ず誰か来る」「誰か来て遊んでくれる」「お客さん大好き!」
または「ご主人さまが帰ってきた!嬉しい!」などの嬉しくて吠えてしまうパターンは多い様です。
原因は「チャイムが鳴る→嬉しい誰かが来る!」です。
吠えないしつけをするにはこのパターンを崩してあげましょう。
「チャイムが鳴る→誰も来ない」パターンを意識的に作って下さい。その内にチャイムだけでは反応しなくなります。

次は単純に「チャイムの音が怖い」場合もあります。
普段静かなお宅で生活している犬に多い様です。救急車のサイレンや外の騒音が怖い場合もあります。
この場合、音を無くすことは難しいので「音に慣れさせる」ことが効果的です。
小さい頃からの方がしつけ易いですが、普段からいろんな音を聞かせてあげて下さい。
意識的に騒がしい道路の側で休憩してみたり、また留守番中にラジオを点けておくという方法もあります。
(勿論、犬の耳はとても敏感ですので音量には充分注意してあげて下さい。)
いろんな音がしても「何も(嫌なことが)起きない」ということを理解させるのです。

また稀に「チャイムが鳴る→誰か侵入者だ!→危険、危険!」と吠える場合があります。
家族に警告をするケースです。
「ちょっと頼もしい」なんて考えてしまいそうですが、主従関係が崩れている場合も考えられるので要注意です。
「自分が家族を守らなくては!」と思っている、つまり犬がその家のリーダーになってしまっていることがあります。
この場合は「チャイムが鳴る→誰も来ない」パターンを作るとともに、飼い主さんとの主従関係も取り戻さないといけませんね。

「チャイムに吠える」というひとつの例をあげてみましたが、
この様に犬が吠える時、状況は同じでも理由は様々です。

「吠え」グセを直したいと考えたとき、「何故吠えるか」を常に理解してあげて下さい。
そのためにも普段から犬の様子・行動・性格を見ていてあげて下さいね。