ペットショップで子犬を選ぶ前に知ってほしいこと

飼い主さんと子犬の出会いといえば、ペットショップが主流ですが、
その子犬がどのように産まれ育ったか、気にしたことはありますか?

実は、ペットショップに来る子犬の多に、つぎのような共通した特徴があります。
※全てのペットショップとは限りません。犬専門のペットショップやブリーダー直営ショップもありますので、ご自身で確認することをおすすめします。

感染症やストレスを抱えている

感染症やストレスにより、売れる前や家に迎えてすぐに命を落としてしまっています。
これは、ペットショップに来るまでの環境が劣悪であったり、店頭販売の環境が適切でなかったりするためです。

子犬は環境の変化や気候、病気に対して、非常にデリケートです。子犬を扱うには正しい知識が必要です。

早くに母親から離され、抗体ができていない

子犬は、母乳から栄養を摂取します。それだけではなく、あらゆる病気に対する抗体ももらい受けます。しかしこの抗体も42日~150日で消失します。そのためワクチン接種を行います。ワクチン・スケジュールはブリーダーさんや動物病院によって違います。

体が安定しても、すぐに環境を変えるのはストレスとなりますから、子犬を迎えるのは最低生後60日以降にするべきでしょう。

ペットショップでは、生後60日を過ぎていても売れ残っている場合もありますので、生後何週後に母親から離されたかを確認するべきです。(それがわからないお店は論外です)

正しいブリーディングが行われていない可能性

正しい専門知識に基づいたブリーディングでないと、生まれつきの障害が発生したり、成長に問題が出る可能性が高まります。
この裏には無茶な小型化や品種改良(異種交配)、近親交配が行われていたりします。見えないところでは、母子ともに死亡したり、奇形の子が生まれてきていることもあります。また乱交配により母子犬に無理をさせているケースもあるのです。

社会性がなく、将来問題犬になる可能性

犬には「社会化期」と呼ばれる、大切な時期があります。これはおよそ生後1ヶ月から3ヶ月の期間を指します。

この時期に兄弟とけんかしたり、他の動物に触れ合ったり、人との付き合いを覚えたりと、社会性を学んでいく時期であり、子犬の性格や精神面を決定づける、生涯にとって非常に重要な時期なのです。

この重要な時期に一日中ゲージの中に入れられている子犬は、極体に臆病だったり、人を噛んだり、しつけがしにくいなど、問題を抱えた成犬になりやすいのです。また、このことが捨て犬につながることもあります。

自分の好みに合わせて、かわいい子犬を選ぶことに集中してしまいがちですが、まず大切なのは、子犬が身体・精神ともに健康なことなのです。

では、健康な子犬は、どのように迎えたらいいのでしょうか?

>>健康な子犬を迎えるには、どうしたらいいの?